スマホにタブレット、カメラやノートパソコンなど最近では多くのデバイスを持ち歩くようになりました。
とても便利な生活になった反面、常に何かしらバッテリー切れの心配をするようになったという人も決して少なくないはずです。
そこで心強い味方となってくれるのがモバイルバッテリーなわけですが、今や様々なメーカーから多種多様なモバイルバッテリーが発売されています。
しかし、最近ではスマホやタブレットなどのデバイスを充電するために必要な出力も上がっていて、あまりモバイルバッテリーのスペックを調べずに適当なものを購入してしまうと「なんか思ってたのと違う・・」なんてことにもなりかねません。
でもPD(パワーデリバリー)やらQC(クイックチャージ)だとか正直よくわかんないじゃないですか普通。
そこで、とにかく充電速度が速くてコスパの良いモバイルバッテリーが欲しい!なんならスマホもタブレットもノートパソコンすらも充電したい!という方にご紹介したいのが「ApolloTraveller」というモバイルバッテリーです。
高性能でコスパの良いモバイルバッテリーを探しているという方にはおすすめできるのでぜひチェックしてみてくださいね~。
日本ポステック 「ApolloTraveller」を写真でチェック
ApolloTravellerは縦145mm、横72mm、幅12mmという薄くて小型なまるでスマホのようなサイズなのにもかかわらず入力は60W、出力は最大で45Wと非常にパワフルなスペック。
しかも、本体表面はヘアライン仕上げになっており、高級感のある見た目もスタイリッシュでカッコイイ。
また、次世代素材のグラフェンがバッテリーセルに採用されているため、なんと本体容量5,000mAhをわずか18分で満充電できるという、まさに革新的と言ってもいいモバイルバッテリーなんです。
もちろんPD(パワーデリバリー)やQC3.0(クイックチャージ3.0)にも対応しているため、スマホやタブレットだけではなくMacBookやNintendo Switchなど幅広いデバイスを充電することができちゃうんです・・!
バッテリーケースとUSB-C to USB-Cケーブルが付属
付属品としてバッテリーケースとUSB-C to USB-Cケーブルがついてきます。この付属のUSB-Cケーブルが中々優秀で、60Wまでは確認できているのでかなり高速な充電が可能です。
スマホと変わらないコンパクトなサイズ感が魅力的
重さを量ってみました。198gというとほぼほぼスマホと同じような重さなので、コンパクトなサイズ感も相まって多くの人が重いという印象はもたないのではないでしょうか。
PDとQC3.0に対応しており幅広いデバイスを充電できる
インターフェースとしては左から高速充電用インジケーター、残量確認用LEDインジケーター、USB-Cポート、USB-Aポートとシンプルでわかりやすい構成となっています。
中央にあるUSB-Cポートでは最大で60W入力、出力では最大45Wとモバイルバッテリーではトップクラスといってもいいほどパワフルな仕様です。
どれくらい凄いかというと、iPhone Xであればわずか30分で50%もの充電が完了してしまうほどのパワーなんです。
更にすごいのは入力が最大60Wまで受け付けているということ。
仮にApolloTravellerの残量が0になってしまったとしても60Wに対応したアダプターを使用することでたったの18分で満充電にすることができちゃうんです。これは正にバケモノですよ・・。
日本ポステック 「ApolloTraveller」で実際に充電してみた
まずはスマホから測定していきましょう。8.89V×1.74A=15.4WとXperia 1の上限に近いところまで計測できています。
15Wというと急速充電にしては低いんじゃ?と思う方もいるかもしれませんが、これはXperia 1の上限が確か18Wだったので十分な測定結果だと思います。
次はわたしのメインPCであるSurface Pro7で計測してみます。20.0V×2.07A=41.6Wとこちらも中々の測定結果となりました。
Surface Pro7の純正充電器では65Wなので純正アダプターよりは若干充電速度は落ちますが普通に充電することができました。モバイルバッテリーでSurface Pro7が充電できるのはかなりすごいですよね。
次はSurface Goで測定してみましょう。20.1V×1.20A=24.2Wという測定結果になりました。純正アダプターが24Wなのでこちらに関しては純正と遜色ない数値で充電できていますね。
最後にNintendo Switchを充電してみました。15.0V×1.02A=15.4Wなので全然普通に充電することが出来ます。
実はNintendo Switchの充電規格ってちょっとややこしくて素直に充電できないアダプターやモバイルバッテリーが多いだけに非常に心強い測定結果です。
今回いくつものデバイスを使って充電してみましたが、「ApolloTraveller」1つでこれだけオールラウンドに充電できるのはすごく便利ですよね。
今度は逆に「ApolloTraveller」を充電してみる
さて、次は残量の少なくなったApolloTraveller本体を充電してみましょう。
ただ、ApolloTravellerの真骨頂である18分で満充電にするためには60W出力のアダプターを用意しないといけません。
そこで今回は同じく日本ポステックさんから発売されている最大出力60W対応の「C-ROCK」という充電アダプターを使用していきます。
肝心の測定結果ですが、20.2V×2.90A=58.5Wとおおよそスペック通りの爆速で充電が開始されました。
実際に一度ApolloTravellerの容量を使い切ってからC-ROCKで充電をしてみましたが、20分経つか経たないかくらいの時間で満充電にすることができました。
いや、冗談抜きでめちゃくちゃ凄いことですよねこれ。
最近のモバイルバッテリーは10,000mAhを超えるものも多く大容量タイプが増えているので、ApolloTravellerの5,000mAhという本体容量は一見すると少ないように思えるかもしれません。
でも、これだけ爆速で満充電にできるとしたら本体容量の少なさは決してデメリットではなく、むしろメリットになりえるののでは?とわたしは思うのですがどうでしょう?
パワフルなApolloTravellerとさらにパワフルなC-Rockの組み合わせ、相性バッチリなのでおすすめですよ!
日本ポステック 「ApolloTraveller」についてのまとめ
さて、ここまで「ApolloTraveller」という、とにかくハイパワーなモバイルバッテリーのレビューをしてきました。
改めて「ApolloTraveller」の特徴をまとめると
- 最大45Wの出力で様々なデバイスをパワフルに充電することが出来る
- 最大60Wの入力でApolloTraveller本体をわずか18分で満充電に出来る
- スマホと同じようなサイズ感なので持ち運ぶ際にかさばることがない
- 充電ケーブルとケースが付属するので新たに何か買い足す必要がない
といったモバイルバッテリーの機能としては文句のつけようがないくらいのスペックで、まさに次世代のモバイルバッテリーと言っても過言はないのではないでしょうか。
最近では持ち運ぶデバイスが増加した結果、モバイルバッテリーが必要となる機会がグッと増えたと思いますし、モバイルバッテリーといえばもはや必須といってもいいアイテムなのかなと個人的には思っています。
今回レビューした「ApolloTraveller」はコスパという観点でみたら非常に魅力的な製品だと思うので、これからモバイルバッテリーを購入しようと思っている方はぜひ検討してみてはいかがでしょう?