テレワークやリモートワークなど自宅で作業をすることの増えた昨今、自分の好きなようにお気に入りのデスク環境を構築しているという方も少なくないのではないでしょうか。
中でも自宅で仕事をするときにデスク環境として構築してあったら便利だなと思うアイテムの1つがスキャナーでしょう。
スキャン作業って、ある程度の機器が揃っている会社でも中々面倒な作業なのに、予算とスペースの限られた自宅のデスク環境で満足のいくスキャン環境が整っている方ってそんなに多くないと思うんですよね。
そんな方におすすめなのが今回紹介する「CZUR Lens Pro」という秒速でデジタル化ができて、自宅はもちろんオフィスでも大活躍間違いなしの持ち運び可能な世界最軽量クラスのポータブルスキャナーです。
今回はそんなコスパ抜群の ポータブルスキャナー「CZUR Lens Pro」 をテストすることができたので実際の使用感や使ってみて感じたことをレビューしていきます。
本記事はメーカーよりレビュー用のサンプル品の提供を頂いて作成しています。
CZUR Lens Pro
スキャン速度はたったの1秒でボタンを押すだけで瞬時に電子化。世界最軽量クラスのコンパクトさで自宅はもちろんオフィスでも大活躍。CZUR Lens ProはMakuakeでクラファン中のポータブルスキャナーです。
スキャナーとしてのざっくりとしたスペックは以下の通りとなっています。
製品名 | CZUR Lens Pro |
画素数 | 1200万画素 |
解像度 | 3968×2976 |
DPI | 330 |
カラービット数 | 24ビット |
スキャン速度 | 1秒/1回 |
スキャンサイズ | A4まで |
出力フォーマット | JPG,PDF,Word,Excel,PDF,MP4 |
OCR | 180言語以上(日本語含む) |
対応OS | Windows XP/7/8/10/11 mac OS 10.11以降 |
サイズ | 78.5×105×352mm |
重量 | 427g |
1秒で認識するスキャン速度や自動スキャン機能は非常に実用的でWordやExcelといった出力にも対応しているため非常に多機能かつ高機能で実力派なスペックのポータブルスキャナーといえるのではないでしょうか。
そして何よりも重要なポイントとして、ぱっと見ではスキャナーだと感じさせないスタイリッシュな本体デザインが圧倒的にかっこよくておしゃれだということ。
CZUR Lens Proを写真でチェック
早速ですが「CZUR Lens Pro」を実物の写真を交えながらチェックしていきましょう。
まず初めにパッケージに同梱されているものとしてCZUR Lens Pro本体、作業マット、USB-Type-Aケーブル、取扱説明書、インストールCDとなっています。
ドキュメントマット(作業マット)は広げるとこんな感じ。A4サイズの枠がマーキングしてあるので、そこに合わせて書類を置くだけで綺麗にスキャンすることができるようになっています。
また、上部にくぼみがあるのがわかるかと思いますが、そちらはCZUR Lens Pro本体を綺麗に差し込むためのもの。
付属のケーブルはUSB-C to USB-Aとなっています。何か新しい電源を用意する必要はなく、 USBで接続したPCからの給電で動作するので電源回りがスマートに収まるのも嬉しいポイント。
ただ、CZUR Lens Pro本体側がUSB-Cなのでパソコン側でもUSB-Cとして利用したいという方がいたらオプションの変換コネクタを購入する必要があるので注意が必要です。
CZUR Lens Proの使い方
CZUR Lens Proの使い方としては、まず初めに同梱されていたインストールCDか公式サイトからソフトウェアをダウンロードすることから始めましょう。
とはいえ、 付属のインストールCDとは違ってアップデートごとに最新のソフトウェアをダウンロードすることができるため おすすめなのは断然公式サイト からのダウンロードです。
ダウンロード後は手順に沿ってシリアルナンバーを入力したりパソコンに接続したりと誰でも簡単にセットアップすることができるので割愛。決して手抜きではありませんよ・・!
無事にインストールが完了してソフトウェアを立ち上げるとこんな感じのUIが表示されるかと思います。
実際に使用してみて感じたのは非常にシンプルなUIで癖がなく、直感的に操作ができるのでとても使いやすいソフトだなぁということ。
基本的には右下のスキャンボタンを押すだけなので操作は本当に簡単。スキャンボタンをポチっと押すだけで秒速で綺麗にスキャンすることができました。
やっぱり秒速のスキャン速度を売りにしているだけあって、スキャン速度とスキャン精度はとても優秀。
被写体は1枚でも、そして2枚3枚と複数枚でも、そして適当にばらばらと置いてみても、置いた瞬間に秒速で認識してスキャンボタンを押した瞬間にスキャンが完了。
また、スキャンボタンの下にある「手めくりで自動スキャン」にチェックを入れることで、書類を入れ替えたり書籍などのページをめくるだけで自動スキャンしてくれるので作業効率が驚くほどアップします。
スキャンをした後は好みのサイズにトリミングをしたりウォーターマーク(透かし)を入れることができたりとあったら便利な機能が当たり前のように搭載されているのがとてもありがたいですね。
WEBカメラやデスクライトとしても活躍
さらにスキャナーとしてだけではなくオンライン会議などでも大活躍間違いなしのWEBカメラとしての利用やお洒落なデザインのデスクライトとしての利用など様々な使い方があるのも嬉しいポイントです。
オンライン会議などで顔を見せつつ手元の資料を映したいときなどサブカメラとして使ったりするのが有効な活用方法かもしれませんね。
CZUR Lens Proを実際に使ってみて
圧倒的なスキャン速度
実際にCZUR Lens Proを使ってみて感じたのはやっぱり1秒でスキャンが完了するという驚愕のスキャンスピードです。
ドキュメントマットに書類を置いた瞬間に自動的に認識してくれて、スキャンボタンを押した瞬間にスキャンが完了しているので効率が求められる作業をしているときは本当にありがたい存在だなぁ・・と。
リモートワークなど自宅で仕事をする方にはもちろんなのですが、フリーランスや自営業の方などは大量の書類を扱うことが多いと思うので作業効率が間違いなく向上するCZUR Lens Proは本当におすすめ。
コンパクトなサイズ感
世界最軽量クラスを謡っているいるだけあって、非常にコンパクトかつ軽量なためお手軽に持ち運びができるということ。
CZUR Lens Proは本体重量はたったの427gと500mlのペットボトルよりも軽いんです。
サイズ感も非常にコンパクトでカバンにスポッとおさまってくれるので自宅でもオフィスでも気軽に持ち運べるというのは本当にうれしいポイント。
シンプルな電源まわり
CZUR Lens Proを使用するにあたって、新たに電源まわりを増設しなくても良いというシンプルさも本当にうれしいポイント。
デスクまわりってどうしてもいろいろなデバイスがあって配線関係がごちゃごちゃとしがちだと思うのですが、CZUR Lens Proは付属のUSBケーブルをパソコンに差し込むだけで電源を確保することができます。
これ、バスパワーっていうのですがUSBケーブルをパソコンに繋ぐだけなので難しい知識もいらないですし、何よりも出先で電源を確保する必要がないというのが最大のメリットですよね。
歪曲補正はできない
一点だけ気になることがあるとすれば歪曲補正ができないということ。
前のモデルであるShineシリーズにあった歪曲補正がなくなったのは少し残念ですが、その分コンパクトかつ軽量になって気軽に持ち運びができるようになっているのでプラスマイナスゼロといったところでしょうか。
用途に合わせて自分の好きなモデルを選ぶことができると考えれば、選択肢が多いというのは逆にメリットにもなりえますからね。
CZUR Lens Proについてのまとめ
さて、ここまで誰でも簡単に秒速でデジタル化ができて持ち運びが可能な世界最軽量クラスのポータブルスキャナー「CZUR Lens Pro」についてレビューしてきました。
何回も書いてきましたが、これだけコンパクトで軽量なサイズ感なのにスキャン速度は爆速で使い勝手もいい感じ。
スキャナーとしてもWEBカメラとしてもデスクライトとしても大活躍で自宅に1台、いえデスクに1台はあると非常にうれしいアイテムだと感じました。
自宅で作業をすることが多いという方には本当におすすめのスキャナーなので是非1度チェックしてみてはいかがでしょうか?